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誰のための保険?

執筆者 | 2021年06月15日

こんにちは!みやぞー社長です。
最近依頼を受けたお客様の元にこのようなチラシが申請書と一緒に届きました。
内容を見ると、私たちのような火災保険申請代行業者を悪徳業者と決めつけ、詐欺に気を付けてくださいと注意を促しています。
確かに同業の中には、申請すれば必ず下りるからと先に修繕工事をしてしまったり、下りた保険金の使い道は自由ですとか誤った告知をしていたり、高額な金額(40%以上)を請求してくるところもあるようですが、すべての業者がそうではありません。
事実を申し上げるとチラシにあるようにお客様自身で申請は可能です。ですが、保険会社の概念として被害の修理費用を申請されたからと言って100%認めてくれる訳ではありません。
火災保険申請をするときは、被害箇所を保険会社に認めてもらうために、被害状況をしっかりと説明し、見積書を作成する必要があります。これが実はとてもハードルが高く、個人申請では受け取れる金額に大きく左右されるばかりでなく、被害を認めて貰えない場合もあるので個人で申請するには限界があるのが実状です。
また保険の代理店に相談とありますが、代理店は契約させる保険の知識は豊富ですが、保険会社に認めさせる申請については無知である場合がほとんどです。
その為、裁判するときに弁護士を雇うように、我々のような火災保険を申請時のノウハウを持った専門家を雇うのは、しっかりと被害箇所を修繕するために必要なのではないでしょうか?
また、火災保険は災害時だけではなく、日常起こりえる事故にも使える場合が多くあるので、こういった視点からも日頃から繋がって選択肢の1つに考えておくのも、安心した暮らしに繋がるのではないでしょうか?
ですがこのような保険会社の対応を考察すると、保険会社も大変なんだな~と経済状況を心配してしまいますw
なぜか、テレビやネットでバンバンCMを流している大手に限って
その傾向が強いですね。私の思い過ごしかもしれませんが…
ただ、しっかりとお客様目線で対応して頂ける会社も沢山あるので、保険選びは大切な家を守るために一番重要だと思っています。
今回のチラシで私が感じるのは、「保険は誰のために保険なのか?」と言う事です。
保険会社は100%お客様目線で被害に対して承認してくれるなら、私のようなサポートは必要ないのではないでしょうか。
しかし、実際は個人では適正な申請を行うのが難しい現実もあります。
是非お客様の立場に経った対応をして頂き、お客様がいつやって来るか分からない災害に怯えることなく安心した日々の暮らしを送って頂きたいと切に願います。

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